2012年11月アーカイブ

先月発表した通り、12月6日に開催される臨時株主総会での決議をもって、12月30日に

モーションビートはスパイアと合併し、「ユナイテッド(UNITED)」として新しい航海に船出をします。


これまで一緒に働いてきてくれたモーションビートのメンバーとスパイアのメンバーが融合します。

スパイアのメンバーのみんなについては僕も一緒に働くのは初めてな訳なので、この場を

借りて統合後の新会社の代表取締役社長COOである僕がどういう人間かを知ってもらうべく、

改めて自己紹介をしたいと思います。


目一杯サマライズしても36年分の人生を振り返っているので、非常に長い文章になります。

暇な時に是非ご一読下さい。今後の会話のネタにでもと。


<生まれから少年時代>


1976年7月31日に群馬県高崎市で生まれました。男三人兄弟の末っ子です。

名前である陽三の「三」は三男の「三」です。そう話をすると、お兄ちゃんは陽一、陽二?って

これまで1万回ぐらい聞かれました。

兄二人とはそこそこ歳も離れていたのでとてもかわいがってもらい

親からも一人っ子的に大切に育ててもらいました。お蔭で相当な末っ子キャラです。

皆さん、ごめんなさい。


中学校を卒業するまで群馬県高崎市の公立小学校、中学校で少年時代を過ごしました。

自分で言うのもなんですが、運動も勉強もでき、学級委員や生徒会に選ばれ、

またサッカー部のキャプテンをやったりと、今から思えば嫌なやつでした(笑)


田舎で生まれ育ったので、近所の森林で秘密基地を作って遊んだり、

公園で友達とサッカーや野球をやったりしていました。

学校から帰るとどこかしらに行き、日が暮れるまで友達と外を駆け回る少年時代を過ごしました。


<学生時代>


高校から親の転勤に合わせて上京し、慶應義塾高等学校に入学し、そのまま慶應義塾大学

総合政策学部に入学しました。高校に入学すると、一学年800人ぐらいいるマンモス校で、

本当に頭のいい人や本当にお金持ちの人、想像を絶する遊び人等、非常に多種多様な人がいて、

田舎では比較的目立っていた自分もすっかり埋もれてしまい、逆にその埋もれることの

心地良さを知り、余り何も考えずに適当に過ごしました。


大学に入学した1995年はWindows95が発売され、インターネットも日本で初期の普及期になり、

またアメリカではネットスケープが上場したりした年でした。


コンピュータ教育に当時熱心だった大学に入学した僕は、インターネットの面白さに虜になり、

大学1、2年生の時は人知れずウェブサービスを立ち上げ、学校に毎日入り浸る日々を過ごして

いました(授業には出ていませんでした)。

これが僕とインターネットの最初の出会いです。


当時のインターネットユーザー数の割にはユーザーを集めたサービスではありましたが、

事業として立ち上げることは出来ず、仕方がなく一旦閉鎖して、とりあえず勉強しようと思い、

大学3、4年生の時は今度は勉強に熱中していました。色々な経営にまつわる学問を勉強

しましたが、実際の数字を使って仮説検証が可能なファイナンスに一番惹かれ、ファイナンスの

ゼミに所属し、ゼミ仲間とよく学校に泊まって勉強していました。


<起業するまで>


学生時代にファイナンスの面白さに取り憑かれた僕は、そのままリーマンショックで有名な

リーマン・ブラザーズ証券会社の投資銀行部門に新卒で入社しました。新卒時代のことは

以前ブログで書きましたが(http://blog.motionbeat.com/yozo/2012/09/post-41.html

とにかくよく働いた記憶があります。


非常に優秀な方々に囲まれて、朝から翌朝までハードワークをし、英語が全く話せなかった

僕はNYからの電話とかも逃げ回り(笑)ながらも、社会人としての基礎体力をつけさせて

頂くことが出来たのではと思っています。今でも当時の先輩や同僚とは仲良くさせて頂けていること

当に嬉しく思います。


一方で、都市銀行や大手企業のファイナンスをお手伝いするという仕事に、どうしてもリアリティが持てず、

インターネットやベンチャーに興味があった僕は、そっちの世界に行きたくなってしまい、

そのままベンチャーキャピタルに転職をしました。


当時躍進中だった、光通信グループがその投資子会社を作り、シンガポール法人を

設立するのでその責任者を探しているというお話を、たまたまゼミの先輩で同じく

外資系証券会社から光通信キャピタルに転職された方から頂戴し、シンガポールで

VCの仕事が出来るというエキサイティングな機会に若気の至り(?)で即決しました。


20代前半で一人シンガポールに渡り、現地法人の設立や現地での採用、実際に

投資先の発掘から投資先のイグジット、現地のベンチャーコミュニティでのネットワーキング

や資金調達等、本当に様々な経験をさせて頂きました。


そうした活動をしていたところ、アメリカのシリコンバレーで非常に著名な

ベンチャーキャピタルであるDraper Fisher Jurvetsonがグローバルファンドを

立ち上げ、アジアのヘッドクォーターをシンガポールに設置し、チームを組成

したのだけれど、若い日本人のキャピタリストを探しているというお話を頂き、そのまま転職をしました。


全世界で20人ぐらいのベンチャーキャピタリストで2,000億円ぐらいの資金を運用する、

というとてもアメリカンなVCでした。

日本人は僕一人だったのでもちろん色々な苦労をしました。

このファンドでBaiduのように非常にグローバルに成功する会社の起業時から成長期を見れたこと、

そしてそういう会社を育むキャピタリストの姿勢を見れたことはとても貴重な経験でした。


一方で、唯一の日本人として日本の投資案件は全部僕が担当していた訳ですが、

グローバルな投資判断において日本のベンチャー企業に投資が出来ないもどかしさと

日本の起業環境に対する危機意識が芽生えました。


<起業家時代>


何かしら日本で一人でも多くの人が新しいことにチャレンジして、事業を創って

いくことを自分なりにお手伝い出来ないかという想いで、前職を退社し、日本に

帰国をし、アップステアーズという会社を起業しました。最初は知人経由で

お会いしたベンチャー企業さんに小額を出資させてもらい、コンサルティングの

ような形で会社の中に入り込ませてもらうという日々を過ごしていました。


とある日、支援先の社長さんが、その会社の業容拡大につきオフィスを移転する

ので、そのオフィスに僕も入らないか?という相談を受けました。であれば、

僕がオフィスを借りるのでそこにその会社さんに入ってもらい、その他の僕の支援先も

入って頂けませんか?とお願いしたところご快諾を頂き、広いオフィススペースを

探して支援先中心に入居してもらい、空いたスペースをネットで募集したところ

すぐにいっぱいになりました。これが現在弊社のグループ会社であるソーシャルワイヤー社が

提供するオフィススペースのクロスコープ事業の起源です。


企業がどのみち支払う家賃でスプレッドをちゃんと取ることで、僕たちは会社として

安定収入を上げられ、そして入居企業さんのお手伝いが出来る、というビジネスモデル

としてスタートしました。


ビットバレー等の活動が活発だった1999年〜2000年頃、僕は日本のインターネット

業界にいませんでしたが、この事業を通じて多くのネットベンチャーの方々と知り合い、

今でもお付き合いさせて頂く経営者の方々と接点が出来ました。


また、少人数ではあるもののチームをマネジメントすること、お客さんに

少しでも喜んでもらうためにサービスをどこまで設計しどこまで提供するか等、

試行錯誤の連続でしたが、経営者として色々経験を積むことが出来ました。


一方で、金子陽三個人商店的にどこまでこの社会的インフラに近い事業をやるべきか、

もっと多くのことを提供をできるようにどうすれば良いか、という課題意識を

持っていました。その際にもうすぐ「ユナイテッド」、今の「モーションビート」、

当時の「ネットエイジ」の経営者の方にお声がけを頂き、オフィススペースの提供

だけではなく、ベンチャー企業を取り巻くエコシステムを作ることを目的に

自分の会社であったアップステアーズを売却し、グループ入りすることにしました。


<モーションビートでのこれまでと今後の成長について>


モーションビート(当時のネットエイジキャピタルパートナーズ)に入社してからの

8年弱(もうそんなに経った!!)と今後の成長戦略については、また別の機会に

書きたいと思います。


<趣味とか>


身体を動かすことが好きです。社会人になってからずっと運動をしていませんでしたが、

3年前にキックボクシングを始め、1年半前にトライアスロンを始めました。マラソンや

フットサルも好きです。テニスもやります。2012年4月の石垣島トライアスロンの自転車

競技中に転倒して骨折をして以来、今期は運動は余り出来ていませんが、運動が好きです。

ユナイテッドになってからはゴルフもデビューするつもりです。恐らく。


好きな食べ物は「きゅうり」です。後は寿司と蕎麦。基本的に和食が好きです。お酒も

好きです。何でも飲みます。


後は乗り物が好きです。自動車、大型二輪、船舶免許を持っています。ハンドルを持つと

穏やかな性格が豹変します。


知らない土地に行くのが好きです。旅行でも出張でも。空港に降り立つ時に見える景色、

降りたときの空気感、各地の町並みや文化、そしてその土地での人々との出会い。大好きです。


人前でスピーチをするのが苦手です。みんなに言っても信じてもらえませんが、

毎月会社で行う全社集会で社内のメンバーの前で話すのですら、実は足がガタガタ

言っています。社員の結婚式のスピーチとかも本当に毎回毎回緊張します。

いつになってもなかなか慣れないものです。


上記とあわせてカラオケが苦手です。何とか上達を試みます。いつかみんなの前で

歌えるように。


<価値観とか>


常にチャレンジをしていることが好きです。出来ないことができるようになることが

好きです。仕事ではありませんが、トライアスロンを始めたのもカナヅチがカナヅチじゃ

なくなったら人生が楽しくなるような気がしたからです。合併の絡みもあって早速休学

していますが、今年の5月からパートタイムの大学院にも通い始めました。人と同じことを

するのは好きではありません。事業でもどうやって新しい市場を創り、世の中に必要と

される新しい価値を生み出し続けることが出来るかを考え、実現して行きたいと考えています。

会社の仲間にも常にチャレンジをし続けて欲しいと思っています。昨日より今日、今日より

明日な日々を過ごして欲しいと思います。日々のほんの少しの改善や挑戦が、人生を

大きく変えると信じています。


フラットなのが好きです。当然組織にはレポートラインがあり、職階があり、

決裁メカニズムがあります。が不必要な気遣いや本来的に要らない努力が求められるような

組織作りは絶対にしたくありません。社内でも基本的には陽三さんと呼んでもらっています。


感謝と敬意を大切にしたいです。自分一人では何も出来ません。仲間がいるから大きな

ことができます。その大きな夢に向かって共に頑張ってくれる仲間に対して、常に感謝と

敬意の気持ちを持ち、お互いに信頼し合いながら共に事業を創って行きたいです。


合理性、メリハリ、大胆さ、はっきりした意見が好きです。これこれこういう理由で

結果がこうでした、という説明は要りません。数字や結果を見れば分かるので。それよりも、

どうすれば良いのか?どうしたいのか?どうすれば実現できるのか?ということを

常に僕は考えていますし、みんなからもそこを聞きたいです。後、発想や考えが

小さいことや打算的なことは嫌いです。小さいことにこだわって本末転倒な意思決定を

してしまうことがとても嫌いです。短期的かつ一方的なメリットを追求しても良いこと

はないと思っています。でもA型なので意外と細かいです。意外とずぼらですが。


無理が好きです。というよりも無理って言ったり、言い訳をするのが大嫌いです。

どんなことだって、想いがあって、そこに辿り着く道筋を考えて、しっかり実行すれば

実現出来ると思っています。その結果、実現出来なかったとしても、間違いなく

進歩があると信じています。


人は変わると信じています。「三つ子の魂百まで」という諺があります。確かに

その通りと思う部分もあります。でも、本当に変わろうと思えば人間幾つになっても

変わると思います。変わりたいと心底思えば。正確に言うと変わるではなく、

成長する?進歩する?進化する?感じだと思います。僕も会社の仲間や大切な人達の

お蔭で随分変わったんじゃないかなと思います。成長だと信じたいです(笑)


出会いを大切にしたいと思います。今の自分がいるのも、これまで出会い、話をさせて

もらって、お互いに感化し合った人達がいるからです。子供の頃、学生時代、投資銀行時代、

VC時代、起業家時代、そして今の会社で働き始めてから、出会った全ての人達と

今でもつながっていますし、今でも大切な人達です。もちろんお互いに良い時もあれば

悪いときもあります。そういうの全部ひっくるめて、大切な人生の糧だと思います。


仕事が好きです。でも仕事を仕事と考えたことがありません。自分の収入とかも意識

したことがありません。使命だと思っています。生きていることそのものな感じで

捉えています。息を吸って吐いている感じです。


<自己紹介の最後に>


社会人としては一番長い期間のモーションビート時代(社名は短いですが・・・)を

除いても、これだけの長文になってしまいました。どうでしょう?僕がどんな人間か

だいぶお分かり頂けたのではと思います。


自分が何をやってきたか、何が好きで何が嫌いか、棚卸しをしてみるのは

次の自分の人生を、明日取るべき一歩を考える上で価値があると思います。


2013年より正式にユナイテッドとして僕たちは歩き出します。そのタイミングで

単体でも200名ぐらいの組織規模になります。でもまだまだ事業的にも組織的にも

ベンチャー企業であり、いつまでも社会に変革をもたらすような会社、仲間で

ありたいと思います。


そのためにお互いのことを良く理解すること、そのためのコミュニケーションを

取り続けることがとても大切だと思っています。


社長としてみんなと働けることをとても嬉しく思うし、誇りに思います。

みんなと一緒に挑むこれからの挑戦の日々を心から楽しみにしています。

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