2013年8月アーカイブ

グローバル展開について    

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先週13日(火)、ユナイテッドの100%子会社として米国ニューヨークに
「CocoPPa, Inc.」を設立することを開示しました。


今から約4年前に当社の主力事業領域をスマートフォンと定めるにあたって
強く感じていたことなのですが、それまでのガラケー時代やPCベースの
ウェブの世界と異なり、サービスが本当にグローバルに展開される時代が
来ると思っていました。


その理由は大きく二つで、一つはiOSやAndroidというグローバルな
プラットフォームが、ソフトウェアやコンテンツのディストリビューションの
プラットフォームになっているということ。


ガラケー時代にはそれは基本的にはキャリアのコンテンツプラット
フォーム中心に市場が形成された訳ですが、それがグローバルに
切り替わったのは非常に大きな変化だと思います。


もう一つはデバイスの面積が限られるモバイルデバイス、
かつタップというインターフェースを持つ以上、
サービスの言語依存レベルが下がるといこと。


PCベースのインターフェースだと多くの情報を取り扱えるけれど、
移動中やちょっとした時間に頻度高く見るモバイルデバイスとしての
スマートフォンだと、そこまで文字情報が多くはならない。


この両社の性質が相まって、
PCだと、例えばインド人がインドから例えば日本のウェブサービスを
使うという行為はほぼ考えられませんが、スマートフォンだと
僕も海外製のアプリをいっぱい使いますし、
海外の人も日本の会社が作ったアプリを使う可能性も多いにあり得ます。
それ以前に、多言語対応されていれば、そのアプリが
どこの国で開発されたかすら分からない状態です。


アプリやサービスがそのようにグローバルに流通され、
利用されるようになると、当然広告市場もグローバル化して行きます。
サービスもグローバル、媒体もグローバル、広告主もグローバル、
ユーザーもグローバル。全部グローバル。


モノの流通を介さず(圧倒的にコストがかからず)、ここまで経済圏が
世界規模になる市場というものはかつて存在しなかったことですし、
まさにここにとてつもない成長機会があると思っていました。


すみません。前置きが長くなってしまいました。


今後の当社のグローバル展開という観点では、幾つかの取組みがあります。


まず当社の注力事業領域の一つであるスマートフォンメディア事業に
おいて現在急成長を遂げている「CocoPPa」のグローバル展開です。


以前開示させて頂いた通り、グローバルでダウンロード数が1,200万を
突破しましたが、そのうちの約42%がアメリカからのダウンロードになっています。

ざっくり500万人がアメリカのユーザーと言うことになります。
次に多いのが日本で17%で、約200万人の方にダウンロードしていただいています。


そもそもの経済規模に加え、スマートフォンの活用状況やリテラシー、
一人当りのコンテンツに対する消費力、そしてCocoPPaの現状を
ふまえると、アメリカと日本のこの2国がとても大切な市場になります。
もちろん他の国での展開も今後色々検討していきますが、まずはこの
2国でどれだけ多くの方にご利用頂き、支持を頂き、そしてコンテンツの
購入を進めてもらえるか、また広告媒体として価値を持てるか、
というのが重要テーマになります。


ということで、グローバル展開強化の第1弾としてニューヨークに法人を
設立し、実際に現地に赴き、プロモーション戦略の立案と実行、
グローバルに通用するコンテンツリクルーティング、現地企業との
アライアンスといった取組みを積極化することにしました。


僕も長いことインターネット業界にいますが、日本発でアメリカで
成功したインターネットサービスというものはほぼ皆無といっても
過言ではないと思っています。


スマートフォンのホーム画面をカスタマイズするという行為が
世界的に人々の行動として根付き、その中のデファクトの
サービスになるべく、そしてアメリカという大きな市場で
成功するべく取り組んで行きたいと思います。


また、本日開示させて頂きました通り、中国の検索サービス最大手の
百度(バイドゥ)との業務提携を開始致します。


日本国内においてはバイドゥ日本法人が提供するスマートフォン
アプリケーション「Simeji」と連携し、CocoPPaとの相互送客を推進します。
またバイドゥは中国本土において、最大手の
アプリケーションマーケット事業者の買収を2013年7月に
発表しており、今後CocoPPaの中国展開においても積極的に
連携できればと考えています。このようにアメリカ以外の
成長ポテンシャルの高い市場においては、今後もアライアンス等を
中心に展開を推し進めて行きます。


また、過日発表致しましたフリマアプリを提供するコウゾウ社との
資本業務提携を通じて、CocoPPaのユーザーに対して着せ替え以外の
付加価値を提供を行っていきます。相互に送客を実施したり、
共同でグローバル市場を席巻し、非常に成長が期待されるスマホCtoC
コマース市場をワールドワイドに攻めて行きます。


もう一つのグローバル展開のテーマは、当社の注力事業である
RTB広告事業、その中でも広告プラットフォーム(広告主向けのDSP
とメディア向けのSSP)のグローバルアライアンスです。


既に当社のDSPである「Bypass」は世界有数のSSPであるSMAATOや
Mobclix等と接続をしています。また当社SSPのAdstirは先日開示
致しましたが、世界有数のDSPであるmdotmとの接続を行っています。

また現在双方とも多くのグローバル企業よりお話を頂き、接続の
準備に入っています。


冒頭に書いた通り、海外アプリディベロッパーさんの日本ユーザーに対する
広告配信ニーズ、そして日本アプリディベロッパーさんの
海外ユーザーへの広告配信ニーズの双方が明らかに高まってきています。


積極的に弊社広告プラットフォームがグローバル企業とのアライアンスを
推し進めることによって、これらのニーズをしっかり満たして
行けるようなプラットフォームになるよう現在取り組んでいます。


当初思い描いていたスマートフォン市場におけるビジネスの
グローバリゼーションのイメージに、ようやく少しずつユナイテッド
として歩みだし、近づき始めていると思っています。


これらの事業基盤をベースに、国内外問わず各サービスが
もっともっと進化していけるよう、この暑い夏もみんなで走って行きたいと思います。

CocoPPaロゴ.png


GO GO UNITED!!