2015年7月アーカイブ

2016年3月期第1四半期の決算について    

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本日、2016年3月期第1四半期の決算発表を行うとともに、
業績予想の修正を開示致しましたので、このブログでも概要を説明します。

本四半期は、注力事業であるスマートフォンアプリ事業への先行投資を計画し、
営業利益ベースで△100百万円~0円と5月11日に業績予想の開示を行っておりました。


決算サマリー

実際の第1四半期の決算サマリーと致しましては、

・連結売上高:1,992百万円(前年同四半期比2%減)
・売上総利益:520百万円(前年同四半期比7%減)
・営業利益:11百万円(前年同四半期比91%減)
・経常利益:22百万円(前年同四半期比83%減)
・当期純利益:8百万円(前年同四半期比90%減)

となり、前年同四半期比ではマイナスとなったものの、営業利益ベースでは
赤字計画だったのに対し、主に広告事業が安定的に収益貢献したこと等から
黒字で着地致しました。

連結では前年同四半期比で減収減益となりました。その主たる要因は注力事業の
一つであるスマートフォンアプリ事業において、短期的に収益を追求するような
アプリ事業から中長期で継続的かつ大きく成長が可能な事業群へと事業モデルの
シフトを戦略的に推し進めたことによります。結果、スマートフォンアプリ事業の
第1四半期売上高は前年同四半期比24%減収の401百万円となりました。

<スマートフォンアプリ事業売上高四半期推移>
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一方、もう一つの注力事業であるアドテク事業につきましては、前年度からの
成長軌道が堅調に継続し、広告需要期である前期第4四半期からの反動が
あったものの、第1四半期売上高は前年同四半期比では10%増収の834百万円
で着地致しました。アドテク事業の中でも特にDSPの成長が増収に貢献しました。

<アドテク事業売上高四半期推移>
 coo_02.png


事業の進捗について

スマートフォンアプリ事業につきましては、従前より複数の事業モデルを
運営して参りましたが、本第1四半期より短期的に収益を追求するアプリ事業群から
中長期に飛躍的な成長が見込めるアプリ事業群への経営資源の再配分を行い、
積極的に投資を推し進めて参りました。

この事業構造の転換に辺り、CocoPPa関連サービスについては先行投資から
利益創出フェーズへとシフトし、キャリアマーケット向けアプリと併せて
安定収益サービスとして認識し、今後両事業で安定的にユナイテッドの
スマートフォンアプリ事業の利益基盤を作り、一方、
・子会社Foggが提供するアイドル応援アプリ「CHEERZ」
・本年度より参入するネイティブソーシャルゲーム
を積極投資サービスと位置づけ、集中的に下半期そして来期以降の
成長に向けて事業構築に邁進しております。

「CHEERZ」につきましては現在も投資フェーズであり、サービス拡充を優先していますが、
売上高も堅調に推移し、前四半期比では売上高が90%増収となりました。

女性向け雑誌「JUNON」を刊行する㈱主婦と生活社と2015年6月に協業契約を締結し、
応援サービスの横展開第1弾として、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」と
連動した"若手男性俳優版"「CHEERZ」(CHEERZ for MEN)を2015年9月末までに
提供することを予定しております。

ネイティブソーシャルゲーム事業につきましては、第1弾提供アプリとして、
出資先のワンダープラネット㈱との共同事業として2015年7月より
「クラッシュフィーバー」の提供を開始致しました。
リリース早々長期メンテナンスに入り、皆様には大変ご迷惑をおかけし、
申し訳ございませんでした。メンテナンスが終了し、7月28日より
再度提供を開始しております。今後、本ゲームのユーザー動向に応じて、
積極的にプロモーションの実施や体制強化を推し進めて参りたいと考えております。

また、2015年5月に子会社化を行った(株)ヒッポスラボより、
ユナイテッドグループ内製第1弾のネイティブソーシャルゲームとして、
第2四半期中に「モンスタービート」を提供する予定です。

アドテク事業につきましては、広告需要期の反動もあり前四半期比では△12% と
減収となりましたが、当事業の成長軌道は継続しており対前年同四半期比では10%の
増収となりました。

ユーザーのスマホ利用時間の72%はアプリ利用が占めており、今期よりユナイテッドの
アドテク事業においてもスマホ広告市場の中でもアプリ広告市場を積極的に伸ばすべく
事業構築に取り組んでおります。当社の広告プラットフォームDSP「Bypass」では
2015年6月にアプリプロモーションに特化した新サービス「Byapss App Promotion」
の提供を開始いたしました。

アプリのターゲティング精度アップによりアプリ広告のパフォーマンス向上を図るサービス
となり、クライアント様にもご評価頂き順調な立ち上がりを見せております。

また、SSP事業におきまして、これまで市場調査や事業のベース作りを行って参りましたが、
2015年8月にマレーシアに子会社を設立することになりました。
東南アジアのスマホ広告市場は2015年の280億円から2018年には1,231億円に
今後3年で約4.4倍に成長すると見込まれており、この市場成長の機会をユナイテッドの
アドテク事業でも掴むべく東南アジア市場に進出致します。

当社の注力事業スマートフォンアプリ事業とアドテク事業に関する主な事業進捗は
上記の通りとなりますが、今後もユナイテッドの中長期の飛躍的な成長を実現すべく
引き続き打てる手を積極的に打って参ります。


業績予想の修正と今後の事業方針について

決算発表に併せて、本日業績予想の修正を発表致しました。

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2016年3月期第2四半期において、投資先の(株)富士山マガジンサービスの上場に伴う
キャピタルゲイン1,085百万円の計上に加え、当社が運用するファンドの運用益が発生し、
これらインベストメント事業で発生する利益が期初想定より大幅に超過する見込です。

一方、当社の中核事業であるスマートフォンアプリ事業ならびにアドテク事業において、
これまで取り組んできた施策が実を結びつつある中で、もう一段会社のステージを
大きく引き上げるべく成長のための投資を強化すべきと判断致しました。

スマートフォンアプリ事業の積極投資サービス群(前述)において、積極的な
プロモーションの実施や体制の拡充を、アドテク事業については市場における
リーディングポジションを獲得するための各種施策や体制強化に積極的に
打って出たいと考えております。

しっかりと業績を達成しつつ、来期以降の圧倒的な成長に向けて、たゆまぬ
進歩を続け、企業価値の向上に努めて参る所存です。

「日本を代表するインターネット企業になる」
というビジョンの実現に向け、一歩一歩力強く歩んで行きたいと考えておりますので、
引き続きご支援の程、宜しくお願い申し上げます。