本日、2014年3月期通期の決算を発表しましたので、このブログでも概要を説明致します。
決算サマリーと致しましては、通期連結売上高が6,156百万円(前期比33%増)、
連結営業利益は138百万円(前期比5,535%増)、当期純利益は101百万円となりました。
第4四半期(2014年1-3月期)のみで切り出すと、連結売上高が1,817百万円(対第3四半期比
13%増)、連結営業利益は132百万円(同197%増)、四半期純利益は122百万円(同396%増)
となりました。
尚、20014年3月期の四半期毎の営業利益の推移は下記の通りとなりました。
第1四半期(2013年4-6月期) △109百万円
第2四半期(2013年7-9月期) 70百万円
第3四半期(2013年10-12月期) 44百万円
第4四半期(2014年1-3月期) 132百万円
2014年度3月期の業績見通しにつきましては、昨年5月の決算発表時に、
「注力事業領域であるスマートフォンメディア事業、RTB広告事業への投資を継続する
ことにより、上半期の営業利益は赤字となる見通しですが、下期に両事業の収益基盤を
確立し、通期の連結売上高おようび営業利益については前期実績を上回る業績を
確保することを目指します」
と開示致しました。
当該見通しの実現に向け、当初計画より前倒しで第2四半期末時点で、四半期での営業黒字化を達成し、
第3四半期末時点で累計(4-12月期)での営業黒字化を果たし、更に第4四半期にて営業利益が伸長し、
通期営業利益138百万円で着地をすることができました。
セグメント毎の売上高では、メディア領域が対前年度比481%増の3,000百万円、広告領域は4%増の
3,050百万円となりました。その中でも注力事業であるスマートフォンメディア事業の売上高は
対前四半期比25%増、RTB広告事業の売上高は対前四半期比67%増と成長を牽引し、ユナイテッドの
事業内容の質的転換と利益率向上に大きく貢献することができました。
2014年3月期は弊社が提供するアプリ「CocoPPa」の躍進が注目を浴びました。CocoPPaは引き続き
順調にダウンロード数を伸ばしながら、数々のビジネスモデルの展開を推し進めています。
その一方で、その他のスマートフォンメディア(アフィリエイトメディア群やキャリアマーケット向け
アプリ)が大きく事業として成長し収益貢献をしてくれました。
また、RTB広告事業においては、自社DSPのBypassとSSPのAdStirが大きく成長し、スマートフォン
RTB広告市場でしっかりとしたポジショニングを築き、多くの広告主様とメディア様にご評価頂き、
その事業規模を大きく拡大し収穫期に入ったことが全社の収益に大きく寄与しました。
その他既存事業も順調に推移し、期初目標の通期黒字化をしっかり達成することができました。
そして何よりも2014年3月期の大きな収穫は、ユナイテッドとして一つの会社となり、
スマートフォンメディア&RTB広告市場で盤石な体制やノウハウが構築でき、
スピード感を持って事業に邁進する一体感のあるより強い組織に成長してきたことだと思います。
今期2015年3月期につきましては、前期中にそれまでの投資フェーズから収穫期に
移行した弊社の注力事業であるスマートフォンメディア事業領域とRTB広告事業領域を
中心に更なる成長を継続し、売上高・営業利益の拡大を目指します。
スマートフォン事業領域とRTB広告事業領域の既存事業については利益の収穫期に
入ったと位置づけており、この収益の柱の最大化に注力をしていきたいと思います。
一方で「日本を代表するインターネット企業」になるというビジョンに向け、
更なる中長期の飛躍的な成長に向けた事業機会を掴むために、これまで培ってきた
事業基盤、人的資産、そしてノウハウを活かして新規事業への投資も継続して参ります。
ユナイテッドのメンバーひとりひとりが、日本を代表するインターネット企業になる
という熱い想いと共に、全社一丸となって事業に邁進して行く所存です。
株主の皆様を始め、ステークホルダーの皆様のご支援の程、今後とも宜しくお願い致します。
ご意見・ご感想ございましたら、下記アドレスにお送りください。
press@united.jp
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