2014.09.05

忘れ去られたアドバイスに感謝感謝

金子 陽三
代表取締役 兼 執行役員
金子 陽三
いろいろメディア等でインタビューを受けたりするのですが、
最近、少し変わったインタビューがありました。
僕に依頼を頂くインタビューはたいてい、ユナイテッドのことや
僕のバックグラウンド、もしくは起業家に向けてのメッセージ
といったようなテーマがほとんどです。
今回のインタビューは簡単に言うと、
「これまでの人生でどんなアドバイスをもらって仕事に
 取り組んで来ましたか?」
というテーマでした。
日々多くの人に支えられ、いろいろなご意見やアドバイスを頂き、それに
感謝しながら生きているつもりなのですが、いざ改めて聞かれてみると
面白いぐらいに思い浮かばないのです。
決して不義理な人間なつもりはないのですが(笑)
逆に思い出すのは、アドバイスというよりは苦言だったり、
マインドの持ちようみたいなものばかり。そういった類いのことは
誰にどういうシチュエーションでどんな会話の中で言われたかとかまで
とても鮮明に思い出せますし、今でも僕の行動指針の基礎になっている気がします。
でも、アドバイスと言われると思いのほか思い出せないのです。
あと他に思い出せるのは、必ずしもアドバイスとして話してもらったこと
ではなく、通常のコミュニケーションの中で、結構多くの気付きやヒントを
もらってるということ。
「あの時のあの人のあの一言から、あのビジネスを思いついた」
とか
「もっとこうすれば良いんだ」
とかってヒントをもらったなってのも結構思い出すことができました。
アドバイスって何かしらの局面において有効でありながらも、
その局面を打破すると意外と忘れてしまうものなのかもしれません
(僕の記憶力に問題があるだけか・・・?)。
視点を変えてみると、逆に僕はどうやってみんなにアドバイスをすれば
良いんだろう?ということを考えるとても良いきっかけになりました。
決して思い出して欲しくていいアドバイスをしたい訳ではありません。
が、例えば社員の仕事上のとある局面を打破するために求められている
アドバイスと、みんなが更にレベルアップしていくために心に残る
(行動指針となるような)アドバイス等と、同じアドバイスにも
種類があるんだなと。
普段意外とそこまで考えずにいろいろ伝えてしまっていますが、
今後アドバイスするにしても、より意味のあるアドバイスをしてみる
ことに挑戦してみようと思いました。
ここで質問です。
「今までで印象に残っている、あなたの仕事や
人生に影響を与えたアドバイスって何でしたか?」
是非一度思い起こしてみて下さい。
ご意見・ご感想ございましたら、下記アドレスにお送りください。
press@united.jp
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