2016.11.07

〈社長対談〉 ユナイテッド金子 × キラメックス村田

金子 陽三
代表取締役 兼 執行役員
金子 陽三
より幅広い方々にユナイテッドのことをご理解頂きたいという思いから、様々な角度でのブログ更新を前回より行っております。
今回は、社長対談シリーズ、第二弾です。
前回、Smarpriseの五十嵐社長との対談を掲載しましたが、今回は今年2月にユナイテッドグループにジョインした「TechAcademy(テックアカデミー)」を運営するキラメックスの村田社長との対談内容を掲載します。
キラメックス社はプログラミングに特化したエンジニア志望者向けのオンラインスクール「TechAcademy」を主たる事業としています。個人向けだけでなく企業向けにもサービスを展開しており、これまでインターネット関連上場企業をはじめとする200社8,000名以上の教育実績を持ち、高い評価を得ております。短期間で未経験からプロを育てるオンラインブートキャンプでは、現役エンジニアのサポートと独自の学習システムで短期間での成長をサポートしています。
■ユナイテッドグループにジョインすることになった背景
金子:初めてお会いしたのは2010年頃ですよね。共通の知り合いを介して知り合って、その後人の紹介をしたこともありますよね。
ユナイテッドで新規事業に取り組もうという話になり、社内で立ち上げるのでもいいし、どこかの会社にジョインしてもらうような形でもいいよねと役員会で議論していたのです。その中でご縁があり、こちらから声を掛けさせて頂きましたね。
ユナイテッドとしては様々な事業領域にチャレンジしたいという思いがあったのですが、村田さんはどういう思いで話をしてみようと思いましたか?
村田:特に会社を売却しようとか、今すぐ資金調達しようとは考えていなかったのですが、事業がこれから伸びるというタイミングだったので、より早く成長するためにはどうしたらいいのだろうということを考えていて、そのヒントになるのではと思い、前向きに話をしようと思いました。
ユナイテッドは事業領域にこだわりはなかったのですか?
金子:特に限定して考えていませんでした。一緒に事業を行い成長できるような会社を探していたという感じですね。決まった概念にとらわれず、ユナイテッドのリソースや強みを生かせて、伸ばせそうな事業領域という視点で探していました。その中で、プログラミングに限らず教育という領域は絶対になくならない市場でありながらも、テクノロジーを使ったイノベーションが起きていない領域なんじゃないかということで非常に興味を持ちました。
その後、具体的な話を進めて行きグループにジョインして頂くこととなりましたが、ユナイテッドと一緒にやろうという決め手は何でしたか?
村田:これは金子さんを前にするから言うわけではないのですが、金子さんのコミット力というか、コミット感が大きかったですね。
事業を伸ばすために人とお金を集めるという課題があったのですが、ユナイテッドは優秀な人材も資金も豊富なので、それを使わせてもらって事業を大きくしたいな、という思いはありました。ただ、大切なのはどれだけ買収した側の会社がコミットしてくれるかどうかだと思うんですね。コミット次第ではそれをうまく使えないということもあると思っていたので。その点金子さんはすごくやる気をもって話をしてくれたので、「あ、これはできそうだな」という手応えを感じられました。
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■ユナイテッドグループにジョインしてからの変化
金子:2月にグループ会社化を発表して、オフィスが一緒になったのは4月ですよね。ユナイテッドの社員も何名か出向させて頂いていますが、実際にユナイテッドグループにジョインしてみていかがですか?
村田:働く場所が変わり、人数も増え、明らかに環境は変わりました。前のオフィスは恵比寿の雑多なビルで男性しかいなかったのが、カフェもあるおしゃれなオフィスで女性社員も入ってきて、雰囲気が明るくなり、より活気溢れる環境で仕事をすることができています。
金子:事業的な観点でいうと変化はありますか?
村田:開発スピードが上がりました。それから人員を補強できたことによって、サービスを停止させない体制がつくられたことは大きいですね。以前は誰かが抜けるとカバーしきれないという状況だったのですが、今は万が一のことがあってもしっかりとカバーすることができます。
金子:コースの数も、2月段階では3コースでしたよね。それが今は17コース。開発スピードが上がり人員も補強できたことで半年で15コースも増えていて、様々なニーズを満たせていますよね。
■今後の展望について
金子:今後の展望についてはどう考えていますか?
村田:優秀な社員を送って頂いて、サービスを大きくする体制はつくれてきたので、あとは他のベンチャー企業でできない戦い方をしていくのみだと思います。今後、教育という観点で、自己実現のサポートをするようなサービスとして飛躍していきたいです。
金子:プログラミング教育を皮切りに日本の教育市場全体を大きく変えていきたいですね。まずは実績をつくってスケールさせていきましょう。村田さんを始めとしたキラメックスのみなさんの今後の活躍に期待しています。
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