2017.01.06

自ら手を挙げる

金子 陽三
代表取締役 兼 執行役員
金子 陽三
ユナイテッドには様々な社内施策があります。
経営陣が考えた施策もあればコーポレートカルチャー本部のメンバー中心にみんなが
考えて生み出した施策もあります。
こうした全ての施策には、「日本を代表するインターネット企業になる」というビジョンの実現に
向けて、という基本思想が流れています。
その基本思想に則り、如何にユナイテッドがしっかりとした企業文化の根付いた
強い組織になるか、社員一人ひとりの生産性を高め成長を促すことができるか、という観点で
試行錯誤やバージョンアップを繰り返しながら、社内施策の立案と浸透に努めています。
このブログで今後その幾つかを紹介していきたいと思います。
今日ご紹介するのは「グレードアップ宣言」です。
ユナイテッドには、新卒で入社した社員から執行役員までで合計5つのグレードがあります。
職階とも言い換えられるこのグレードによって、求められる能力、要件、役割が異なり、また
評価報酬制度の基本的な指標になります。
この「グレードアップ宣言」は、ユナイテッドの中核人材として組織を引っ張っていく、
裁量を広げてより大きな仕事を成し遂げていく為に、自分のグレードを上げると、自ら
意思表示をする(自ら手を挙げる)制度になっています。
「グレードアップ宣言」をすると、育成対象メンバーとして認定され、育成対象期間を設け、
期間内に自律的な成長をアシストする育成支援を受けることができます。
育成対象期間は、グレード毎に異なりますが大体1~2年で現グレードから一つ上への
グレードアップを目指してもらいます。
「グレードアップ宣言」をしたメンバーは通常の評価面談とは別に、今後グレードアップを
していくためにどのような経験を積み、どのような能力を身につけて行くべきか等、個別で
面談やサポートを行いながら、グレード毎の合宿や研修を受け、自律的な成長を前提とした
成長支援を行います。
今期より実施している本施策ですが、今期実際にグレードアップしたメンバーの
96%がこの「グレードアップ宣言」をした人達でした。
この数値は本施策が機能している証だと思っています。
ユナイテッドでは、
・自責自走
・ベンチャースピリット
・No.1志向
という3つの人材要件を掲げています。
この「グレードアップ宣言」はまさに自責自走の精神に則った制度です。
事業が成長し、組織も大きくなっていく中で、社内には様々な仕事や役割があり、
また社員も様々なバックグラウンドやスキルを持った人がいます。
一人ひとりがユニークにユナイテッドとして、働き方の多様性を尊重する一方で、
この人材要件はユナイテッドで働く上で全社員共通の大切な価値観だと信じています。
これからも「グレードアップ宣言」を通じて、ユナイテッドの中核事業を生み出す、
または育てることのできる「中核人材の早期育成」を実現していきたいと思います。
まだ他にも色々ユナイテッドらしい独自の社内施策があるので、またどこかのタイミングで
紹介します!
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press@united.jp
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