2020.01.22

事業ポートフォリオの整理と今後の注力事業について

金子 陽三
代表取締役 兼 執行役員
金子 陽三
本日ユナイテッドとして下記の開示を行いました。

2018年8月にユナイテッドとして
中期経営計画「UNITED 2.0」を発表致しました。
本計画に則り、昨年度は「投資期」として目先の利益を追わず、
ユナイテッド単体及びグループ会社を通じて様々なチャレンジを行いました。
2020年3月期につきましては、一部の事業において
今後の事業性を判断するために投資を継続して参りましたが、
「UNITED 2.0」で計画した「集中期」として、将来的にユナイテッドの
事業の柱となるポテンシャルを持つ事業に選択と集中を推し進め、
来期以降の成長の足場固めを行うべく、
事業ポートフォリオの整理と今後の注力事業の絞り込みを実施いたしました。
事業ポートフォリオにつきましては、下記のグループ会社につきまして
再編もしくは非連結化を実施しました(事業ポートフォリオの整理と今後の注力事業に関するお知らせをご参照ください)。
・株式会社トライフォートの事業再編
・株式会社アラン・プロダクツの解散
・株式会社ラップスの株式譲渡
・株式会社Smarpriseの株式譲渡
また本事業ポートフォリオの整理に伴い、
約3,026百万円(税効果考慮後の当期純利益影響約△1,195百万円)
の特別損失が発生しました。
特別損失計上の結果を真摯に受け止め、
経営責任を明確にするため役員報酬の減額を実施致します。
本事業ポートフォリオの整理によって上記の特別損失が発生致しますが、
早期に撤退を意思決定し、今期中に事業の選択と集中をやり切ることが
ユナイテッドの中長期の成長に資すると判断致しました。
今後の注力事業と致しましては、下記の事業並びに方針を計画しております。
【成長期待事業】
・キラメックス株式会社:株式会社トライフォートから会社分割を行い新設する株式会社ブリューアスとの連携により両社で成長を計画
・インベストメント事業:体制及び投資予算の拡充による事業強化、保有する営業投資有価証券は継続的に売却
【収益期待事業】
・アドテクノロジー事業:引き続き収益性を重視した運営
・ゲーム事業:新規タイトルの開発は行わず、既存タイトルにおいて収益性を重視した運営
収益期待事業ではプロダクト間の連携や生産性を高めることによって
しっかりと収益を創出しつつ、テクノロジー人材に対する市場ニーズの高まりという
市場の拡大が見込まれるキラメックス㈱と㈱ブリューアスの両社、
そしてこれまで培ってきたネットワークや目利きを活かしたインベストメント事業に対して
経営資源を集中強化し、中期的な成長を計画しております。
「日本を代表するインターネット企業になる」というビジョンの実現に向けて、
今期しっかりと足場固めをした上で、来期以降の成長を遂げるべく
役職員一同事業に邁進して参りますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
ご意見・ご感想ございましたら、下記アドレスにお送りください。
press@united.jp
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