2020.05.27

新規事業開発について

出岡 英俊
執行役員
出岡 英俊

本年度より役員が交代で執筆することになりました本ブログ、今回は私・出岡からユナイテッドの近況と新規事業開発についてお伝えします。

ユナイテッドでは2月下旬より約3ヶ月間原則在宅勤務の体制をとっておりますが、現在までのところ大きな問題なく事業が運営できております。都内でも新型コロナウイルスの新規感染者数が減ってきておりますが、第二、第三の波も予想されている為、緊急事態宣言が解除されたとしても従来の働き方に完全に戻るのではなく、どのような状態でも業務が滞らない体制を構築して参りたいと思います。

本ブログの初回にあたり、私のこれまでの経歴と新規事業開発担当としてのミッションについてお伝えしたいと思います。私はこの3月から主に「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の領域で新たな事業を創出する新規事業開発の担当となりましたが、それまではモバイル広告の分野を担当しておりました。モバイル広告にはユナイテッド前身のネットエイジに入社してから長年携わっており、ネットエイジに入社した2004年当時は、フィーチャーフォンの3Gが爆発的に普及し始めたタイミングでした。「着うた」や「写メ」などの様々なサービスがリリースされ、我々が立ち上げたモバイル広告事業もその波に乗って成長、当時は300億円程度だったモバイル広告市場は、今では1兆円を越える産業へ発展しています。しかし、常に右肩上がりではなく、約10年間で3回ほど大きな事業転換をしており、特に2008年から発売され始めたスマートフォンがその数年後に市場を急変させました。それ以降、モバイル広告の種類や販売方法も大きく変わり、「アドテク」という言葉もこの頃から流行り始めました。回線の速度や端末の性能の向上でダイナミックに市場が変化する産業なので、その変化に対応できないと事業が継続できません。

そして、今回私が携わる領域もまた大きな波がきています。前回の金子のブログでもありましたが、現在多くの企業においてDXの実現は、生産性と競争力を高めるうえで喫緊の課題となっています。現状の日本の多くのシステムは老朽化、複雑化、そしてブラックボックス化されており、これらの要因で2025年以降に巨額の損失が発生するといわれております。日本はアメリカなどに比べIT人材が圧倒的に不足しており、コア業務までもを外部にアウトソースしている為、ブラックボックス化が進んでしまっています。このような状況下で弊社ではDXプラットフォーム事業を立ち上げ、上記のような課題を解決していきたいと考えております。既に急速に進めているIT人材の育成からDXの支援までのバリューチェーンに加え、更なるソリューションを私の新規事業開発室で検討しております。DXはあくまでも手段であり、デジタル化やデータの活用は目的ではありません。それらを活用してどのように生産性が向上するかを追求していくことが必要です。DX化はこれまでも進んできておりましたが、今回のコロナ禍をきっかけに更に急速に進むと考えております。そのスピードに負けないようにチームユナイテッドで新たな事業展開をしていきたいと思います。

最後に、新型コロナウイルス感染症に罹患された方やご家族、関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
また、このような状況下において、最前線でご尽力されている医療従事者の皆様をはじめ、全てのエッセンシャルワーカーの皆様に敬意を表すとともに心より感謝申し上げます。

 

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