2020.09.01

投資事業本部の直近の活動等について

榎本 吉兼
執行役員
榎本 吉兼

みなさま、こんにちは。ユナイテッドで投資事業本部とM&Aチームを担当しております執行役員の榎本です。また、ベンチャーユナイテッドという投資事業を手掛ける100%子会社の取締役にも就任させていただいております。
本日は私自身の自己紹介と、当社の投資事業について、簡単にお伝えしたいと思います。

自己紹介

私は大学在籍時、就職活動等を通して米国発の世界を席巻する勢いで成長しているスタートアップの存在を知り、ネット産業やベンチャー企業経営というキーワードに強い関心を持つようになり、大学四年生時より創業直後のネットベンチャーにてキャリアをスタートしました。会社としては、スマートフォンが日本に本格的に上陸した直後に、スマートフォンのアプリケーション情報を元にしたオーディエンスターゲティング広告事業等を展開しており、自身は経営企画と財務を担当しておりました。しかし、当該事業を拡大しきることができず、最終的には一部事業等を売却の上、会社自体は清算することになりました。その後は、企業財務を自身の専門領域として、同領域のスキルに磨きをかけるべく、デロイトグループ等にて、M&AアドバイザーとしてクロスボーターのM&A案件を中心に、企業の買収や売却のお手伝いをさせていただいておりました。専門性の研鑽という目的を持ってついた職種ではありながら、クライアントの社運をかけた大規模な投資を行う局面で、そのお手伝いをさせて頂く仕事はやりがいとしても大変大きなものでしたが、どこかの時点では再度、企業を直接経営する側に戻りたいという軸はぶれずに持ち続けていました。そんな中で、その後ご縁があって、再生可能エネルギー発電所の開発・建設・投資等を手掛ける自然電力株式会社に入社しました。元々いたネット業界とは真逆のインフラ業界を選択した背景としては、それまでの自身のキャリアの選択や思考の中に視点として欠如しがちであった公共性や社会課題の解決に直結する事業に挑戦してみたいと思ったからです。同社では、経営企画、財務、管理チーム等を統括し、デットやエクイティ、及びプロジェクトベースでの資金調達、並びに合弁会社パートナーである海外事業者や、国内大手インフラ企業とのトップアライアンス等を担当、実現致しました。
自然電力で大手ガス会社との大型の資本業務提携を纏める等、自身のミッションとしても一つの区切りに差し掛かったタイミングでご縁があり、2018年の8月に当社に入社致しました。当社に参画したいと考えたのは、出資先のメルカリの上場により、企業規模に比して大きな投資余力を持ち、過去と非連続な成長に挑戦しようとしているタイミングであったこと、人事評価制度が実力主義であること、及び社歴の中で多数のM&Aや合併等を繰り返してきており、また投資事業も持っていることから、ストラテジックなファイナンスやインベストメントにアレルギーがなく、自身の専門性が活かせると思ったこと等が理由です。入社後は、投資事業本部とM&Aのチームを統括しております。

当社の投資事業について

当社の投資事業は、大きく分けると、(1)ユナイテッド株式会社からの投資と、(2)100%子会社であるベンチャーユナイテッドが無限責任組合員を務めるファンド(以下「VUファンド」)からの出資がございます。
(1)ユナイテッド株式会社からの出資においては、他社ファンド様へのLP出資と、ベンチャー企業様への直接投資を行っており、(2)VUファンドからはベンチャー企業様への直接投資のみを行っております。
2020年8月末現在、LP出資については約30のファンド様、直接投資については上記(1)及び(2)合計で50社近くのベンチャー企業様に出資させていただいております。公表しております主な投資先については、下記をご覧下さい。
ユナイテッド株式会社投資先
VUファンド投資先

現在、当社は投資事業を、DXプラットフォーム事業と合わせてグループの成長期待事業と位置づけており、投資予算及び人員を拡充した上で、積極的に新規投資を行っております。投資対象の事業領域としては、グループの既存事業領域との接点、シナジー効果の有無等にとらわれること無く、IT領域の事業全般を広範に検討しております。また、企業ステージとしては、VUファンドにおいては主にアーリーステージの企業を、ユナイテッド株式会社本体の直接投資においては、主にミドル、レイターステージの企業を投資対象とし、LP出資においては、他社ファンド様を通してシードステージの企業に投資をさせていただいております。

新型コロナウイルス感染症の影響により、一部経営状況に影響の出ている投資先企業様もございますが、出資を通して経営をご一緒させていただいている一投資家として、微力ながら経営貢献をさせていただくべく、起業家の方々と並走をしながら、ファイナンス面を中心に積極的に経営のご支援を行わせていただいております。一方で、新規投資につきましては、引き続き投資対象について厳選する前提で、昨今の短期的な経済環境の変化に大きく影響を受けることなく、今後も積極的に投資機会を模索していく意向です。

関係各位の皆様におかれましては引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

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