2022.04.04

意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。

早川 与規
代表取締役社長 兼 執行役員
早川 与規

先週4月1日に、パーパスを発表しました。
我々ユナイテッドのパーパスは、「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」です。
パーパスとは、我々の存在意義であり、我々は何のために存在するのか、そして社会においてどのような責任を果たすのかということを言語化したものです。

これまで掲げていたビジョン、ミッションは、2012年ユナイテッドとしての発足当初に制定したものであり、これまでの
環境変化や時代背景との間にズレが生じており、より明確で解像度の高い指針を掲げる必要性を感じていました。

この10年間で、インターネットビジネスにおける競争レベルは大きく上がりました。これまでユナイテッドは、
売上や利益規模の成長に合わせて、数多くの事業機会に積極的に参入し、事業ポートフォリオを拡大させて来ました。

その一方で、かつてのように「Next Big Thingは何か?」といったスタンスで、とにかく多くのチャレンジの中から、
いくつかの成功が生まれてくるという時代環境ではなくなりました。メガベンチャーと表現されるような既に盤石の事業基盤を築いた企業を除き、もはやそのような戦い方は出来ません。競争レベルが格段に上がった現在においては、ゴリアテに挑むダビデが事を成し遂げるには選択不可能、不適切な戦略です。

競争環境の変化の中で我々は持続的な成長を遂げるべく、この度ビジョンやミッションに変えて、より根源的な次元で、そもそも我々のパーパスとは何なのかを制定することとしました。経営幹部を中心に外部エキスパートの皆さんにも意見を頂きつつ、一年近くをかけて議論してきました。その過程で、我々ユナイテッドの特徴や強み、競争優位性、これまでの歴史的資産、大切にしている価値観、また個人レベルでの原体験の共有等々、じっくりと議論した結果、形にしたパーパスが「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」です。

事業面においては、ユナイテッドはこれまでグループ内での事業連携をあまり重視せず、基本的に各事業個別の成長を志向してきました。しかし、インターネットビジネスの競争レベルが高度化した現在の状況において成長を続けるためには、特定の事業領域で明確な強みを持ち、各事業が有機的に連携することによって独自の提供価値を生み出すことが必須です。

今後パーパスに基づき、特にDXプラットフォーム事業と投資事業においては、事業間相互における連携を積極的に図り、そのシナジーによってユナイテッドならではの強みを創出します。そして今後立ち上げる新規事業についても、下記の図のように事業間のシナジーを追求します。

パーパスについて議論する中で、私が振り返ったいくつかについて記します。

2004年に起業した際に考えたこと。
・ 無から有を創り出す
・ 仕事を通じて自己実現できる人を増やす=誰もがやりたい仕事、意志を持って取り組める仕事で成果を出すべき
・ 仮に後悔する結果になるならば、チャレンジしない選択をして後悔するよりも、チャレンジをして後悔したい
(経営者として組織づくりや事業、人材育成方針に反映)
・インターネット事業を通じて新しい価値を創出し、社会に貢献する。社会にとって不可欠な存在になる

そして、私のベースにあるもの。
・ 性善説が前提
・ 過去何をやったのかを語るのではなく、新しい目標にチャレンジし続けたい
・ 個人、企業、国家、それぞれのレベルで自己最適を過剰に追求する傾向が強まっている。人も企業も成長と共に社会性を増すべき、社会的責任を果たすべき
・ 若手にチャンスを。インターネットビジネスは若さや経験値の少なさをプラスにできる数少ない領域
パーパス議論の過程で、あらためて私自身何を大切にしているのかがクリアになりました。

このような背景・プロセスを経て、今回パーパスを制定しました。

ユナイテッドの事業を通じて、意志の力を最大化する。つまり、意志ある人の自己実現を支援し、社会をより善い方向に進めることを我々のパーパス、存在意義として定義しました。
この意志とは、社外はもちろんのこと、我々チームユナイテッド内のメンバーが持つ意志、双方を指しています。社外の意志ある人の自己実現を支援しつつ、同時にユナイテッドの意志ある人が自己実現できることも極めて重要です。意志ある人がチャレンジの機会を得られる、仕事を通じて自己実現ができる、その結果、社会を善い方向に進めることに貢献できる、再度そのような善意の循環づくりに力を尽くします。

今後は、組織運営・事業戦略策定等において全ての拠り所、判断軸をパーパスとします。
あたらしくて強い、そしてユニークなユナイテッドを再構築します。

意志の力を最大化し、社会の前進を加速する。

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press@united.jp
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