インタビュー

社内初!ノーコードでサーベイツール開発に挑戦

社内初!ノーコードでサーベイツール開発に挑戦

皆さんこんにちは!
ユナイテッド広報の江川です。

近年ますます注目が高まっている、ノーコード(※)

ユナイテッドでは、ノーコードで社内サーベイツール「パルサーチ」を開発しました。

自社でサーベイツールを開発することで、社員のコンディションを把握することはもちろん、データを蓄積し分析することも可能になります。

そこで今回は、どのようにノーコードで「パルサーチ」を開発し、社内でどのように活用されているのか、インタビュー形式でお届けします!

インタビューに答えてくださったのは、DXソリューション本部の盛亜耶さんと、エンジニアの吉村勇輝さんです。

※ノーコード:ソースコードを書かずにソフトウェアを開発できるサービスのこと。

非エンジニアの盛さんが、一からノーコードを学習

ーはじめに、今回ノーコードで開発した「パルサーチ」とはどのようなものか教えてください。

吉村:一言で言えばパルスサーベイを行うサービスです。パルスサーベイとは週1や月1など短いスパンでクイックに行うアンケート調査のことで、これにより従業員のメンタルヘルスをリアルタイムにチェックすることができます。

盛:メンバーのコンディション把握を高頻度で行い、必要に応じてタイムリーに役職者がケアを行うこともできます。

ーそもそも、ノーコードでパルサーチを開発したきっかけは何でしょうか?

盛:社内でデータを蓄積し、自動で分析まで行いたいと考えたからです。これまでは、週に1回Googleフォームでアンケートを行い、その都度手動で分析結果を作成していたので、かなり工数がかかっていました。また、他社のアンケートサービスではカスタムできないオリジナルの機能もつけたいと思い、エンジニアでなくとも開発ができる、ノーコードに挑戦することになりました。

ーエンジニアではない盛さんが、一からノーコードツールを学んで、サービスのリリースまで完了させて本当に尊敬します…!

盛:ありがとうございます!同期でエンジニアの吉村さんが、細かくサポートをしてくれたおかげで、完成させることができました。

インタビュー中の盛さん

難易度の高いノーコードツール「Bubble」

ー今回使用したノーコードツールについて教えてください。

吉村:今回は、Bubbleというノーコードツールを使用しました。Bubbleの特徴はドラッグ&ドロップすることで直感的に要素を配置してサービス開発ができる点です。これができることによって柔軟なサービス開発ができます!ただ、機能が多いのでノーコードツールの中では使うのが一番難しいとも言われています。

ーBubbleはどのように学ぶのでしょうか?

吉村:Bubbleが提供している「Bubble Bootcamp」という8週間のオンライン講座に参加して、Bubbleの使い方を一から教わりました。メンターが付くのでいつでも質問ができ、理解を深めることができました。実際、パルサーチを開発しながら学んだ部分はかなりあったので手を動かすのが一番の近道だと思います!

ーかなり難易度の高いノーコードツールとおっしゃっていましたが、学ぶ上で苦労したところはありますか?

吉村:Bubbleでは挙動を制御する時にBubble独特の文法みたいなものを使うのですが、これがとっつきにくく慣れるのに苦労しました…。ただ慣れてからはどんどん作業速度が上がり、開発が楽しくなりました!

実際のパルサーチの画面

見事な連携プレーで、高速開発に成功!

ー工夫したポイントについて教えてください。

盛:アンケート回答画面にて、設問1を回答すると自動で設問2に移行したり、ログイン機能を付けることで、回答以外の項目(名前/担当プロジェクト/グレード等)は入れずにデータに反映されるようにしたことです。アンケートは毎週回答していただくため、シンプルかつクイックに回答できるものを目指しました。

吉村:アンケート結果がグラフで閲覧できるようになっているのですが、それを実現するために裏側(サーバーサイド側)で動いている処理の作り方は工夫しました。具体的には、煩雑になりやすいサーバーサイドの処理をloop処理を使ってスッキリ書いたり、グラフが遅延なく表示されるように処理を非同期で分散させたりということをしました。

アンケート結果例の画面

ー開発にあたり、楽しいと感じた部分はありますか?

盛:何度も試行錯誤した箇所が思い通りにできた時ですね。何通りも試してみて、やり直して苦労した分、うまくいくと達成感を感じました。

吉村:チームで協力して高速で開発できたことです!前半は手探りでしたが、勝手が分かってきてからは作業スピードが上がり、結果的に3,4週間でほとんどの機能出来上がってしまいました。盛さんが大活躍でした!

ー反対に苦労した部分はありますか?

盛:特定の回答だけ回答が入らなかったり、違う値が入ってしまったり、エラーが出るパターンを見つけ出すこととそれを解消することに苦労しました。

吉村:僕も同じく、想定した挙動にならなかったときには苦労しました。出来そうで出来ない処理がいくつかあるので、その制約の中で目的の挙動を実現するのが大変でしたね。

ー実際にパルサーチを使っている社員からはどんな感想が届いていますか?

盛:運用開始後に回収したアンケートでは、シンプルなUIで感覚的に操作できるので使いやすいというお声をいただいてます。また、常にメンバーの業務量の把握が行えて良い機会となっているとの声が上がっています。

ー今後、改善・実現したいことはありますか?

吉村:他ツールとのデータ連携や、部署に限らず全社で使えるくらいのカスタマイズ性を持たせたいなと思っています。課題は、主にUX的な観点ですが、運用期間が伸びるに連れて回答することに慣れてしまい、全て同じ評価をつけるようなことが起き始めると思っているので、みんなが正直に答えてくれる仕組みづくりに関してはまだまだ検討する余地はあると思っています。


インタビュー中の吉村さん

ノーコード開発のメリット・デメリット

ー最後に、ノーコードのメリットとデメリットについて教えてください。

盛:メリットは、約1カ月で(学習時間含む)非エンジニアでもサービスをつくれるということです。デメリットは、ノーコードツールによって使い方が異なるため、それぞれ使い方を習得する必要があるということですね。

吉村:メリットはスピーディーに開発できるところで、デメリットは複雑な処理やリッチなデザインの実現が難しいところだと思います。スピーディーな開発については、自分がコードをイチから書いてwebサービスを作り上げる場合に2, 3ヶ月かかりますが、ノーコードを使えば2, 3週間でそれなりのものが出来上がってしまいます。また、デメリットについてですが、例えば「ユーザーの行動履歴を元にレコメンドする」といった複雑なロジックが必要な場合や、画面の要素にモダンなエフェクトをかけるような場合は、現状のノーコードツールでは難しいと思います。単純にデータを入れたり取り出したりして、必要であればグラフ化するくらいの機能を持ったMVPを開発するのであればノーコードはピッタリです!

ー本日は貴重なお話、ありがとうございました!

今回は、社内で初めてノーコードで開発したツール事例を紹介いたしました。

これからもユナイテッドの魅力やニュースをお届けしていきます。
次回の広報ブログもお楽しみに!

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