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【イベントレポ】遊びじゃないんだ。“事業ごっこ”は学生をダメにする DeNA・ユナイテッド役員2名が明かす、事業家のあるべき姿

【イベントレポ】遊びじゃないんだ。“事業ごっこ”は学生をダメにする DeNA・ユナイテッド役員2名が明かす、事業家のあるべき姿

皆さんこんにちは!

ユナイテッド広報の江川です。

今回は3/3(水)に開催された、FastGrowが主催する、23卒向け採用イベント「遊びじゃないんだ。“事業ごっこ”は学生をダメにする DeNA・ユナイテッド役員2名が明かす、事業家のあるべき姿」のレポートをお届けします!

登壇したのは、執行役員の米田吉宏と、上半期全社MVPを受賞した新卒1年目の春名航希です。

執行役員対談ー30代役員2名が明かす、事業家のあるべき姿

2社の会社説明の後、株式会社ディー・エヌ・エー 執行役員兼ライブストリーミング事業本部 本部長 住吉 政一郎氏と、ユナイテッド執行役員 米田 吉宏による対談が行われました。

ー まずはじめに、お二人の新卒のときに描いていたキャリアについて教えてください。

住吉:入社して、はじめはエンジニアとしてプロジェクトに関り、そこからだんだんとビジネス職としての業務も兼務するという特殊なキャリアを積みました。入社当時は、どのようにサービスをつくるのかというところで精いっぱいでしたね。

事業に興味はあったのですが、どのようにキャリアを歩んでいくかというところまで正直考え切れていなかったと思います。

ー米田さんはいかがですか?

米田:この質問はよくいただくのですが、私も正直あまり考えられていなかったですね。

なんとなく事業責任者を務めたいという軸はありながらも、そのときに強烈に感じる疑問や課題に基づいてキャリアを決めてきました。

住吉:学生のときに「ソーシャル・ネットワーク」という映画をみて、マーク・ザッカーバーグになりたいとは思っていましたね(笑)

ー事業責任者になるまでの、お二人の経験について知りたいです。

住吉:私は広島出身で高校までインターネットがない環境で生きてきました。

大学で初めてPCを手に入れてインターネットに触れて楽しさを感じ、toCコミュニティをつくりたいなと思い、新卒でDeNAを選びました。

エネルギーが集まる人やコミュニティに常に興味があるというのは一貫していますね。

米田:新卒の時、当初は外資系投資銀行、金融、商社を受けていました。

そんなときにとあるメーカーのマーケティング部門のインターンシップに行くと、消費者の動きを見立て、その上でプロダクト、プロモーション、プレイス、プライスからなる4Pをどう組み合わせるか?という、マーケティング戦略の面白さを学び、その道のキャリアを歩もうと決めました。

新卒で入社したのは電通です。キャンペーンプランニングや企業の広告をもっと良くする、いわゆるクライアントサービスに携わっていました。

広告領域は非常に面白かったのですが、次第にもっと経営レベルでのインパクトを出せるような人材になりたいと思うようになり、BCGに入社しました。

BCGでは、全社を変えるようなプロジェクトに従事する中で、もう一段主体的かつ直接的に組織を変え、事業を大きくする経験をしたいと思い、ユナイテッドに入社しました。

ユナイテッドでは全社戦略に関する議論に参加したり、DXコンサルティングの部門を立ち上げたり、より組織を大きくするよう取り組んでいます。

 

ー住吉さんはtoC目線、米田さんはtoB目線でお話しいただきましたが、スキルセットや特性によってどちらが向いてるなどはございますか?

住吉:toCに関していうと、とにかくユーザーのことを深く理解しようとし続けることが重要だと思います

また、ユーザー属性ごとに大事にしているものを理解しながら、サービスをつくることが重要だと思います。

ー米田さん、いかがですか。

米田:大枠はtoCと大きく変わらず、ユーザーの事を徹底的に理解し、その方たちの負を解消すること、楽しいと思ってもらえるものをつくることが大事ですね。

ただ、toBでいうと、やはり経済合理性が必要になってきますね。

より組織能力を変革していく、PDCAを継続的に回す力はtoCtoBで共通していますね。

住吉:おっしゃる通りですね。如何にバイアスを取り払ってユーザー視点で考えられるかが非常に難しいところですね。

ー今だから言える、優秀な事業家になれるためのスキルセットがあれば教えていただきたいです。

米田:スキルとマインドセット面あると思いますが、学生の皆さんには特にマインドセットが大事かなと思います。

1つはやりぬく力、達成志向ですね。

もう一つは、不透明な部分が多い事業の立ち上げフェーズでも、スピード感を持って動く姿勢が重要だと思います。

マインドがあれば、ある程度スキルは後から追いついてくるかなと思います。

住吉:DeNAでは「Delight」という言葉をよく使うのですが、お客さんが喜ぶかどうかを一番重要視しています。

お客さまの幸福を一番に考えれば手段が自然に見えてくると思うので、そのような考えを持っている方が、事業家に必要なマインドセットを持っている方なのかなと思います。

ーご自身の経験をもとにした、今の就活生へ伝えたいことがあれば教えていただきたいです。

米田:いわゆるエリートは大手という時代から、優秀な人材がベンチャーで働いていたり起業したりしている人材が増えているというのは、認識しておくべきだと思います。

住吉:若手から活躍したいという気持ちは大事なんですが、ユーザーに集中している方のほうが結果的に活躍していると思います。

ー米田さんに質問です。コンサルであり、事業会社でもある御社の魅力は何でしょうか?

米田:ずっと将来までコンサルに従事してほしいという訳ではなく、コンサルで学んだ経験をもとに、将来社内で事業づくりを担えることが魅力だと思います。

ーDeNAさんはいかがでしょうか。

住吉:DeNAは、事業の領域も広いのですが、成熟した事業から走り出したばかりの新規事業までさまざまなフェーズの事業を展開しています。事業に必要なものはフェーズよって異なるので、いろんな経験を積めると思います。

ーここで学生さんからの質問です。「ぶっちゃけ事業をつくりたいのであれば、コンサルか事業会社かどっちがいいんでしょうか?」という質問です。いかがでしょうか?

住吉:正直正解はないので、ご自身で悩んでいただきたい部分ではあります。

ただDeNAに入った場合は、はじめから事業に携わることができ、事業家としての意思決定の経験を積むチャンスはたくさんあると思います。

米田:いわゆる戦略コンサルの大手だと、大きなクライアントに関われることは魅力だとは思いますが、自分の事業ではないですよね。

ユナイテッドの場合は、最終的に自分で事業を生み出すことを見据えながらコンサルティング業務に携われることに価値があると思います。

ー最後に内定時代にすべきことを教えていただきたいです。

住吉:自分が面白いと思って選んだもの、例えば研究室を選んだ方は、徹底的に調べて結果を出すことが大事だと思います。

そういうものがない方は、少しでも興味のあるものを深ぼって言語化することをおすすめします。

例えば「YouTube動画を見ました」ではなく、「YouTube動画をつくりました」という領域までいってほしいですね。

ちゃんと構造を理解する訓練ができていると、いざ自分が事業をする際に差が出てくると思います。

米田:その時気が向くことを楽しんでやりきるという経験を積んでほしいなと思います。

実務は働きはじめると自然と身につくので、視野を広げる体験をぜひしてほしいなと思います。

ーお二人ともありがとうございました!

新卒対談ー新卒で入社後すぐに活躍するには?

ーまず、お二人が今の会社に入社した経緯を、考えていたビジョンも踏まえて教えてください。

春名:長期的なビジョンは全く考えていませんでしたね。

小学生の時から弁護士に憧れ、大学3年あたりは司法試験の勉強をしていたのですが、正直勉強は面白いとは思えませんでした。

そんな時に、株やFXにハマり興味を持ち、証券会社のディール部門に内定をいただいていたのですが、卒業試験に落ちるという失態を犯してしまいました(笑)

その後、プログラミングにハマりエンジニアとしてユナイテッドに内定、実際にインターンをしましたが、今度は事業全体の戦略に興味が拡大し、現在はコンサルタントとして働いています。

一貫性はないものの、そのときどきで楽しいと思えることを全力でやってきました。

ー就活時の選択肢について、詳しく教えていただきたいです。

春名:業種、規模、雰囲気の3軸で企業選択をしていました。

業種は、そのとき興味のあったエンジニアかデータサイエンティストで探していました。

規模は、組織のメカニズムを俯瞰してみたいという理由からベンチャーを志望していました。

雰囲気でいうと直感の要素も大きいですが、社長や人事とのやり取りを通して、個を尊重する風土を強く感じたユナイテッドを最終的に選びました。

ーありがとうございます。綱島さんはいかがでしょうか。

綱島:自分は20代のうちに、DeNAでいうと「Pococha(ポコチャ)」のような大きな事業の事業責任者になりたいと思っていました。

就活の軸は、新卒一年目から大きな裁量を与えられるところということで、ITメガベンチャーを志望していました。

実は自分、飲食店の経営企画室とDeNAで迷っており、DeNAの内定を3回断って入社しています(笑)

最終的にはどちらの会社でもインターンシップを経験して、一緒に働く人の考え方が決め手となり、DeNAに入社を決めました。

ー将来起業したい人に向けて、コンサルか事業会社かどちらが良いかと問われた場合、どのようにお答えになりますか?

春名:一概には言えないのですが、例えば事業戦略/計画の策定や、投資家向けのプレゼン準備のような場面では、コンサルで培ってきた能力はストレートに活きると思います。また、とにかくプロジェクトを前に進める「推進力」のようなものは、あらゆる場面で武器になると思います。

綱島:正解はないとは思いますが、事業会社にいる自分からいうと、ファーストキャリアとしてDeNAに入社して良かったなと思います。

事業会社にはコンサル出身の方もいて、その方達とチームで働くことができるのも事業会社の魅力だと思います。

ーありがとうございます。では次に、一年間働いて得た学びを教えていただきたいです。

春名:理屈としての正しさのみならず、まずはクライアントのニーズに徹底的に向き合うことの重要性に気づけたことは大きな学びでしたね。

また、議論を前に進めるための論点の設計やコミュニケーションのとり方など、ハード/ソフト問わず幅広いスキルの重要性を痛感しました。

綱島:自分に向かうのではなく、事業に向かうことの重要性を一番学びました。

入社した当時は活躍したい、成果を出したいという思いが先行してしまい、手段が目的化してしまいます。

ユーザーの方からの問い合わせに全て目を通したり、ユーザーヒアリングを徹底して行ったりしたことで、事業の課題が分かるようになり、数値としても成果が出て結果に結びつきました。

ー最後に内定時代にすべきことを教えていただきたいです。

綱島:目の前のことに一生懸命に取り組んでほしいですね。

1つのことにどれだけのめりこめるのかが、事業家に必要な資質だと思います。

春名:スキル面は入社後に身につくので、綱島さんがおっしゃるような「一生懸命取り組む」マインドセットの習慣化や、残りの学生生活を楽しむことをいまはしてほしいです。

そこでもしユナイテッドに興味を持ってくだされば、ぜひ一緒に働きたいです!

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